2022年秋の「特別支援学校職場体験実習」スタート！
～特別支援学校から総勢25人の生徒が参加～

　株式会社物語コーポレーション（本社：愛知県豊橋市、代表取締役社長：加藤　央之）は、2022年９月中旬から、全国の特別支援学校の生徒を対象とした「2022年秋の職場体験実習」（以下、秋実習）を開始しました。

　当社は、春と秋の年２回、特別支援学校の生徒を対象とした「職場体験実習」を実施しています。参加いただく生徒の皆さんは全国の特別支援学校に通う１年生から３年生で、秋実習には全国12都県から総勢25人が参加予定です。実習生の住まいに近い店舗から実習店を選んでいただいており、当社が運営する「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「寿司・しゃぶしゃぶ　ゆず庵」などの業態で実施しています。

「職場体験実習」は、参加いただく皆さんに ①仕事の内容を知ってもらう②職場や人の雰囲気を知ってもらう③将来、自分が職場で働くイメージをもってもらう④どのような仕事に就きたいか、特別支援学校卒業後の進路を考えるきっかけづくりを目的に、2020年から本格的に実施しています。実習の受付担当窓口である人財応援部の部員が、各都道府県の教育委員会や教育庁などに直接問い合わせのうえ、実習にかける想いや実施内容を伝えることで、丁寧に関係性を築いてきました。研修期間は一人約10間で、１日のシフト（労働時間）は、参加者・学校と相談の上、一人ひとりフレキシブルに決定しています（例、９時～16時、10時～15時など）。

　実習前に、人財応援部の担当者が、実習先の店長、実習生とご家族、進路担当の先生と事前面談を実施。実習時の持ち物や休憩時間、急な休みの時の対応などの説明をするとともに、実習生やご家族からの質問を受けることで、不安の解消に努めています。また、実習最終日にも同メンバーで面談を行い、実習の振り返りをしています。過去の実習生からは、「将来就きたい仕事が明確になった」「働いている人が優しく丁寧で、仕事がやりやすかった」「自分の課題が分かったので、克服できるように努力したい」などの声をいただいています。なお、2022年４月、過去に「職場体験実習」に参加した中から、総勢１４人が当社に入社（パートタイマー）しています。

　当社は、2022年１月に「D＆I宣言」を従業員に向けて発表しました。「D＆I宣言」は、人財の多様な価値観を認め合い、「個」の活躍を推進することを目的とした宣言です。一人ひとりが積極的に発言し議論を交わすことで、たくさんの小さな改善が生まれます。その小さな改善の積み重ねが「大きな差別化」につながる。これこそが当社の成⻑を⽀える源泉です。より多角的な視点を取り入れた経営を推進すべく、本宣言は当社で働く６つの属性（「女性」「インターナショナル（外国籍）」「セクシュアルマイノリティ」「チャレンジド」「シニア」「パートナー（パートタイマー））のさらなる活躍を目指すものです。

　当社は、これからも「D＆I宣言」をベースとした「職場体験実習」などの取り組みを通して、一人ひとりがイキイキと輝き、全ての「『個』のチカラの活性化」を実現し、ひいては「選ばれるブランド・会社づくり」と「持続可能でイキイキとした社会づくりへの貢献」を目指してまいります。