DATE:2021年07月13日

【加藤社長インタビュー】“ファミリーコンベンションは心の共有の場所”

社内報より過去の記事の抜粋です!
明日に控えるファミリーコンベンションについて加藤社長にインタビューした記事です。
ファミリーコンベーションをより有意義なものにするためにも、ぜひご覧ください!!

皆さんこんにちは。

今年も7月14日(水)にオンラインにて
ファミリーコンベンションを開催します!

司会者の公募や明言グランプリの開催など、企画が盛りだくさんです。
そこで、改めて加藤社長のファミリーコンベンションへの想いをお聞きしました。

ー7月14日にファミリーコンベンションが開催されますが、
改めて加藤さんの想いをお伺いしたいと思います。

ファミリーコンベンションは、物語ファミリーの全員が心を共有する場所です。
全員が心を一つにし、また新しい一年のスタートを切る重要な機会だと思っています。

また、物語が成長し続けている理由は、人財力と開発力です。
一人ひとりがなりたい自分に向かって日々挑戦することや、
仕事で意見や改善提案を述べ、プロを目指していくこと、
その源泉が経営理念、すなわち「Smile & Sexy」という生き方です。
自分たちの生き方を見つめ直し、心を整理する機会としても
非常に重要な場だと思っています。

ー今までのファミリーコンベンションの中で記憶に残っていることを教えてください。

自分が表彰された時はもちろん覚えています。
特に源氏総本店の支配人のときに受賞した最優秀店長賞は、
皆で一丸となって賞を取ったという実感が強かったため、
一緒に働く全員を壇上に上げたいという気持ちになりました。

また、人財開発部のときに採用したメンバーが新人賞や優秀店長賞を取っている姿を見ると、
「もう店長になったのか」など、驚きと喜びがありました。
企画でいえば、自店舗のおせっかいの発表や事業部長の方針、
会社への提言など、毎年記憶に残るものがありますね。
2年前のファミリーコンベンションでは、小林特別顧問のお母さんであるきみゑさんが出席され、
佳雄さんと一緒に壇上に上がったことなどもすごく心に残っています。

ー「心の共有」を軸に、今年のコンベンションでは皆さんに何を感じて欲しいでしょうか。

感じてほしいことは、理念の重要性です。

来期の方針や長期経営ビジョンのことも話すので、
ただ聞くだけじゃなく何故それが必要なのかを考えて、
自分の心に落とし込んで欲しいと思っています。

また、物語が大事にしてきたのは人財であり、人財の力で成長してきました。
ファミリーコンベンションは1年間頑張ってきた人をフォーカスする場
そういう人たちを見て、それぞれに何かを感じて欲しいです。

ー今年、明言グランプリが開催されますが、
明言グランプリを通して、皆さんに達成して欲しいことは何でしょうか。

明言とは、自分が思ったことを小さい・大きいに関わらず、
ビビらず、迷わず言ってみようということ。それが自分物語づくりにつながっていきます。
自分物語ができることによって、自分の幸せや、
存在意義を感じることができ、楽しくなっていくんです。

仕事においても同じです。自分で何かを生み出す人には失敗もありますが、
議論を巻き起こしたり、変革を起こすことができる。
それが成果を出すということにつながります。

現状、勇気を持って自分の考えを言えなくなってきている人がほとんどです。
言えない状態から脱却するのは本当に難しい。何かきっかけがないと脱却できない。

明言グランプリは、そういう自分へ挑戦するきっかけになります。

どんな小さなことでも、迷っていることでもいいから自分の思うことをまずは言ってみる。
自分が何かを言ったことで周りの人が幸せになった、笑顔になった、何かが変わったなど、
環境が変わっていくことを実感してほしいのです。小さなことでも構いません。
その実感を得られる癖付けをしたい。その機会を作りたい、という願いを込めています。

ー今まで様々な明言や失敗、成功があった中で
加藤さんが新入社員の頃にされてきたチャレンジなど、具体的なエピソードを教えてください。

印象に残っているのは店舗配属の初日。
朝スタンバイから入った私は、
生意気にもオペレーション改善のメモを作りながら行っていたんです。
当然朝スタは終わっていませんでしたが、その後出勤してきた店長に得意げにそのメモを見せ
「こういう風にやった方がいいんじゃないですか?」
と言いました。
そしたら店長は、「ありがとうね。でもまずは終わらせてくれる?」と一言。
その時は「なんでこんな風に言われなきゃいけないんだ」と、ただただ悔しかったです。

なので、次の日は朝7時に店舗に行き、スタンバイはオープン前に完璧に終わらせ、
また改善メモまた店長に見せました。
そしたら、「提案はいいけど、朝何時に来たの?」と言われ、
「朝7時に来ました」と答えたら、またダメだと、「時間内に終わらせて」と言われたんです。
またすごく悔しくなったので、次の日は朝9時に来て、時間内に終わらせて提案しました。
そしたら、一つひとつの提案にちゃんと向き合って応えてくれるようになりました。

当時は、なぜそんな風に言われるのかが分からず、悔しいという思いばかりでしたが、
今考えれば、自分の意見を表現することで、Smileが足りない自分に気付けたのだと思います。

僕は昔から素敵に生きたいと思っていましたが、
Smileの具体的行動は今より見えていませんでした。
しかし、自分が思うことをストレートに表現することで、
自分の人間力の足りていない部分に気付き、
もっとレベルアップしようと行動し、
さらに自分の発言に自信が持てるようになる、という好循環になったんです。

他にも、競合店がトッピングを値段売りしているのを見て、
自社で実施した場合をExcelで試算してみたり。当時は人差し指打ちで(笑)。
必死で試算した結果、お好み焼事業部全体で43万円ほどの売り上げを積めるということが分かり、
当時エリアマネジャーだった齋木さんに提案したら、
「それより名物考えて欲しいな~」と軽く躱されました(笑)。
くそぅ!それじゃあ名物考えよう!と。

今見返せば幼稚な資料でしたが、その当時できることを精いっぱいできることをしました。
上の立場になったからこそ分かりますが、そういう人にチャンスを与えたいと思いますし、
何かを変えてくれるのではないかという期待感を持てます。

大きな提案じゃなくていいんです。

自分の身近にある小さな違和感に対して疑問を持ち、
まずは言ってみるという癖を付けていくと、
だんだんSmile & Sexyのレベルが上がるし、チャンスが与えられると思います。

ー最後に、物語ファミリーに向けてメッセージを下さい。

未来を創る“わたし”の明言グランプリ。どんな小さなことでもいいから素直に表現してほしいです。
そういう癖付けをしていくこと。そういう自分づくりをしていくことが本質です。
皆さん自身を成長させる機会にしてほしいなと思います。

―加藤さん、ありがとうございました!

さあ、ファミリーコンベンション2021まで2カ月をきりました。

今年はどんな感動が待っているのでしょうか。

このブログを担当したのは

東洋大学 食環境科学部の齊藤大河です!物語コーポレーションの広報・IR室でインターンをしています!